まんが日本昔ばなし「虹の渡し舟」
あらすじ
昔、雨の多い村に、雨のたびに水が溢れ橋が流されてしまう問題がありました。村人たちは困り果てていましたが、ある日、美しい虹が出現しました。すると、虹に光る一艘の舟が現れ、村人たちを対岸へと運んでくれました。
村人たちは虹の舟に感謝し、大切にしました。しかし、ある時、裕福な地主が舟を使おうとしましたが、舟は彼を乗せませんでした。地主は怒り、舟を傷つけました。
すると、虹の舟は光を失い、消えてしまいました。村は大雨により再び孤立し、困り果ててしまいました。
登場人物
- 村人
- 虹の舟
- 裕福な地主
教訓
- 自然の恵みに感謝する
- 傲慢や自己中心的な行為は報われない
背景
この物語は「天の橋伝説」という、富山県などの日本各地に伝わる民話を基にしています。
備考
- 「まんが日本昔ばなし」は、1975年から1994年まで放送された日本のアニメーションシリーズです。
- 「虹の渡し舟」は、1976年7月18日に放送された第57話です。
- 原作は、稲田和浩の「虹のわたり舟」(『日本の昔話』より)です。